いよいよ
大河ドラマ「義経」も残すところあと2回。終盤を迎えて、大きな見せ場が続いています。先週の「しずやしず」、そして昨日の「勧進帳」。さすがNHKですね、とにかくもう映像がそりゃあ綺麗。
静御前の一番の見どころでもある「しずやしず」とは、生まれたばかりの義経の子どもを頼朝に殺された静御前が、敵方で義経を想う舞を披露する。「しず(静)やしず、と呼ぶあの方(義経)にここにいて欲しい」というなんとも切ないシーンは、写真にあるようにNHKが得意とする“紅葉の赤”が効いています(昨年の「新撰組」でも、芹沢鴨の紅葉の赤のシーンがやはり美しかった)。唄も吹き替えでいい感じ?
マツケン大活躍の「勧進帳」、泣けました。勧進帳を読み上げるシーンは、“上様〜!”って気分でした。なんとなく時代劇口調だったもので。やはりこれは歌舞伎で観てみたいなぁ。石橋漣司演ずる富樫がインパクトありました。今流行の“ちょいワル”オヤジどころじゃない。
この義経は、タッキーの写真をHPで使っているのね。やっぱり香取君でNHKも懲りたんでしょうか。個人情報保護法の影響でやたらと遠景写真やボカシの入った写真ばかりが目に付くこの頃、きれいな写真を思う存分使っている義経ページは羨ましいものです。