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  • 2010.08.20 Friday
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キャベツな週末

春キャベツを堪能した週末でした。まずは自宅で『春キャベツと豚バラ肉せいろ蒸し』(せいろは生憎ないのでただの蒸し器)を。これ、とある居酒屋さんの大好きなメニューなのですが、無性に食べたくなって自宅でもできるか?と試したところバッチリ。この蒸したのを、ポン酢醤油と刻みネギで食べるんですよ。
作り方は簡単。半キャベツを丁寧に一枚ずつにばらしていき、芯周辺の固めの部分から順に、キャベツ・肉・キャベツ・肉、とミルフィーユのように重ねていきます。蒸すこと10〜15分程度。取り出して手ごろな大きさに包丁を入れます。あとはポン酢醤油と刻みネギで食べるだけ♪ぜひお試しを。

ところでゲンスブールのアルバムに『くたばれキャベツ野郎(キャベツ頭の男)』というのがあります。なんでもフランスの古い単語の表現に、「キャベツの頭」といえば「阿呆・馬鹿」というような意味があるんだとか。(そもそもキャベツの頭って何?と思うけど・・)
ちなみにこのアルバムのジャケットは、キャベツの頭をした男の彫刻の写真。さらにコンセプト・アルバムとなっているこのアルバムは、キャベツ頭の男を物語の主人公にし、男の職業を最底辺の業界記者に設定。スキャンダル専門の記者のことを、フランスでは俗語で“キャベツの葉っぱ”と呼ぶらしい。それなのに、通常のフランス語ではキャベツは“大好きな人”を意味する呼びかけの言葉として使われているというから、なんだか不思議な言葉です。言葉遊びの達人ゲンスブールとしては、見逃せないキーワードであるのかもしれません。


ヴィブラートの妙

最近、美しいヴィブラートのかけ方を勉強しているんですが、それのまさにお手本になるな!と思ったのが、サラ・ヴォーンの『サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン』でのサラの歌い方。『枯葉』よりも30年くらい前の、全盛期ピチピチな感じのサラ・ヴォーンです。声質も『枯葉』の頃の円熟した印象よりも若くて鋭い。「バードランドの子守唄」の歌い出しを聴いただけでも、歌うまい!と唸っちゃいますね。

で、このアルバムのサラ・ヴォーン、ヴィブラートが本当にキレイ。これまでヴィブラートをかける楽器と無縁だったんですけど、テルミンはヴィブラート勝負のような楽器。いざやろうとすると、わざとらしくなったり下品になったり・・・いい具合って難しい。単音楽器の人はこんな苦労があるんだな、としみじみ思いました。

このアルバム名にもある通り、クリフォード・ブラウンと共演している(当時では共演というよりサラの胸を借りた形のようです)わけですが、聴いていると二人、付き合ってるの?と思うくらい、サラの歌にうまく絡んでて気持ちがいい。初めて彼の音は聴きましたが、年を重ねた音も聴いてみたかったですね。

『サラ・ヴォーン・ウィズ・クリフォード・ブラウン』


職業はゲンスブール

『ガラスの墓標』DVDを購入しました。アクションもストーリー展開も斬新ではないけど、ゲンスブールの音楽とジェーン&セルジュの共演はこちらが恥らってしまうような美しさがあります。やけにハードボイルドに決めたセルジュの演技はちょっとぎこちなくて見ていて面白い。バーキンはさすがに瑞々しくて新鮮、光ってます。それはもう綺麗です。

怪我をおった残虐な殺し屋(セルジュ)を匿う大使令嬢(ジェーン)が、互いに立場をこえて惹かれあっていく、という設定。ジェーンのために殺し屋稼業をあっさり捨てちゃうセルジュは相棒に嫉妬心を目覚めさせてしまい・・

そういえば、『ボニーとクライド』のテレビ放送用の映像を見た時も思いあしたが、女優って存在感がすごい。B.バルドーもこのPVで圧倒的に光り輝いているし、目力が迫力あります。バーキンは儚そうな眼差しなのに、やけに魅力的で少年のような少女のような、けれど女な独特の雰囲気。
イザベル・アジャーニがゲンスブールを称して“彼には見ている女性を美しくする力がある”と言ったのは、あながち間違いではないのかも?はたまた醜い男(日本人の私から見て、セルジュは決して醜くは見えないのだけど)の魅力のさせる技なのか?とにかく、セルジュ・ゲンスブールがプロデュースした女性たちは、誰しもとびきり素敵なのです。

『ガラスの墓標』は伝説のカップル・ジェーン&セルジュの愛の映画。
↓私が持ってるのとはジャケット違いだなぁ
『ガラスの墓標』
監督:ピエール・コラルニック
音楽:セルジュ・ゲンスブール
出演:ジェーン・バーキン/セルジュ・ゲンスブール/
ポール・ニコラス/クルト・ユルゲンス




やわらかな音に惹かれる

地味に思い立った時練習しているテルミンですが、ここにきてようやく左右の手の動きが干渉されないようになってきた。テルミンは右利きの人だったら右手が音程の動き、左手が音のヴォリュームの動きなのです。なんとなく指揮者の動きのイメージかと思うんだけど、なかなかそれぞれ異なる動きをするのって難しいんだな。

ところでここのところ、女性ジャズヴォーカルのサウンドを色々と聴いてみたい気持ちが強い。そういやテルミンも、高音なんかは女性ソプラノの声に似ているかもしれない。淡谷のり子とか(笑)なんとなく、ビロードの上をころがるような音に惹かれるこの頃。
最近特のお気に入りはサラ・ヴォーンの『枯葉』。タイトル曲はまったく原曲が見えないアレンジですが、ギターのジョー・パスはじめ歌も演奏も洗練されてる。飽きないアルバムです。寝る前とかに聴くのもグー。

サラ・ヴォーン/枯葉


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