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  • 2010.08.20 Friday
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牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展

国立新美術館、フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展に行ってきました。やっぱり間近に見る生の絵は迫力あります。



国立新美術館は初めて行きましたが、千代田線乃木坂駅から美術館まで直の地下通路で行くことができ、ウチからだと電車1本で行けるのが嬉しい。新しい美術館だけあって、さすがにデザインが凝ってますね。窓のところの写真を撮ってみました。

展覧はアムステルダム国立美術館所蔵の品が公開され、目玉はなんといってもフェルメール。「牛乳を注ぐ女」はポスターなどで観る限り、日常の働く女の一風景を切り取ったさりげない絵なのかななとど思っていましたが、それは大いなる勘違い(恥)で、解説をもとに実物を見てみると、実は精密に計算された遠近法に基づき、机の角度、部屋の家具の配置などなど、絵の効果が考え抜かれたものであることがよくわかります。X線などの写真も公開されていましたが、下絵の段階でフェルメールが試行錯誤している跡が見て取れます。そういえばこの間観た映画の中でも、マネキンをモデルに当時まだ出始めであろう写真機に投影して、光の具合や効果を見たりと、なんだか意外にも実験的な人だったのでしょうか?生涯の中でわずか30数点しか作品を仕上げていないとされていますが、かなり執拗なくらいのこだわりの人、かもしれませんね。想像すると楽しい。
それにしても完成された絵からは、そんな作品の過程を一切感じさせない、清潔な光を浴びたすがすがしい女の姿に惚れ惚れとさせられます。フェルメールの”ラピスラズリの青”がまた綺麗!
ともあれ、初期の写真機やラピスラズリの絵の具など、当時ではかなりの貴重品で高価であったとされているから、それほど裕福であったとは記録されていないフェルメールはどのように工面していたんでしょうか。パトロンはいたでしょうけど、それにしても、です。当時の画家はどんな様子だったのでしょうね。

オランダの風俗画というのは、それまで主流であった宗教画に対抗?するかのように発達したものらしいですが、とても大らかな印象を受けました。中には宗教画に対して皮肉ぽく題材に扱っているものもあって、晩餐のシーンが背景に小さく描かれているその前面に、食材を準備する女たちが大写しで描かれていたり、その女たちを誘惑する行商の男や農夫なんかの表情がまた実にいい顔で面白い。その場の台詞が浮かんでくるようです。
「なぁ、いいじゃないか」「だめよ、今忙しいんだから。後でね」って感じかな。

絵の素材などに、時々和紙が使われていたりしました。オランダと日本の歴史はさすがに長いなー。


フェルメールは結構肩身がせまかったのか?

フェルメールの絵がやってきますね、私も見に行く予定なのですが、それに先駆けてこの間BS放送で「真珠の耳飾りの少女」の映画がやっていましたので観ました。(この絵は来日しませんけど、残念)
映画はイギリス映画で、有名な「真珠の耳飾りの少女」を描くに至るまでのエピソードを淡々と静かな雰囲気で紡いでいく映画でした。確かこの絵はモデルやエピソード的なことは謎のままとされているようですが、映画はスカーレット・ヨハンソンの見事な美しさが作品そのままの謎めいた視線を再現していてゾクっとさせられました。

この時代のオランダの風俗がどのようなものだったのか、展覧会でじっくり見てきたいと思います。女性がかぶるあの変わった形の帽子の意味とか、パトロンと芸術家の関係、モデルと芸術家の関係なんか、映画をみてとっても興味が湧きました。


イタリ庵 柏で満腹

久々の地元の名店紹介☆
我が家で「今夜はパスタでも食べに行こうか」ということになったら、まずこのお店があがってくる。JR柏駅から徒歩5〜7分くらいにある「イタリ庵」(→お店情報)。店前の提灯が目印です。
いつもランチで食べに行っていましたが、先日は初めて夜に行きました。
辛口のスパークリングワインをグラスでいただきつつ、”岩牡蠣のエスカルゴ風オーブン焼”を注文。我々ながらいいセレクトした、と思っていたら、これって上記リンク先のサイトでNo.1おすすめメニューだったようで。確かにネーミングだけでも絶対美味しいよって思うね。あとマイ定番メニューの”渡り蟹のリングイネ”。濃厚な蟹味噌の風味がたまらない。非常にいい。

いつも美味しいものを食べたら写真でも、と思っているんだけど、いざ食べ物を目の前にするとワーイ食べよう!と手が動いちゃって写真どころじゃない。
ちなみにこのお店からディスクユニオンが近いってのもポイントです。いつもそのコースになります。


エステー(科学)CMの殿が、徳川慶喜に見える人は

はい、まだ大河ドラマ「新撰組」を引きずってますね(笑)
かくいう我が家も、間違いなくあのCMは慶喜に見えています。
と、なぜ今またこんな話題を書いているかというと、みなもと太郎氏の歴史ギャグまんが「風雲児たち」に大ハマり中なのです。
関ヶ原の戦いから始まるワイド版全20巻、幕末編(現在連載進行中)と読み進め、最新刊の発行を手薬煉ひいて待っている次第。いや、待ち遠しい。
何がよいかって、まずはギャグまんがであるということ、そしておそらく膨大なリサーチに基づく内容、それぞれのキャラがまんがとして立っていること、よいところを挙げたらきりがないかもしれないですけど、本当にこんな歴史まんがは他に読んだことがないですね。
それにしても、昔の人はよく歩いてます。登場する風雲児たちも、実によく歩いている。歩くと脳にいいんでしょうか?どうもスピードも早そうだし。。当時の飛脚なんかは、時速どのくらいだったんでしょうか、気になります。


恐るべし、スキヤキ・ウエスタン

祝、結婚一周年ということで、今日で実際のところ(入籍)1年。あっという間です。なんとなく、919(クイック)入籍、と覚えてしまって恥ずかしい感じですけど、日々楽しく過ごしています。

記念日を有意義に過ごそう?ということで、この連休は久しぶりに映画を見たりしました。観たのは「スキヤキ・ウエスタン〜ジャンゴ」!楽しい映画でした。なんと源平合戦をウエスタンにして、日本映画であるにも関わらず、前編台詞は英語という驚きの作品。主役の伊藤英明ってなんとなく変わってますね。主役なのでウエスタンの定石、無口でクールを貫いているのだけど、やけにアクがないというか。海猿でせっかく鍛えた肉体はどこへ(笑)?そのへんも含めて憎めない雰囲気でした。まわりは逆にアクの強さでいったらオンパレードですね。佐藤浩市が平清盛で、なぜかちょっとお間抜け。(我らが)堺雅人は重盛役で、なんとなく歴史上での重盛とされている人物像を彷彿とさせるシーンがチラホラ。さらに名将・源義経には伊勢谷友人。かなりカッコイイ役でハマってました。

出演している役者さんだけでも、かなりのゴージャスぶりですが、なんと言っても主題歌の「ジャンゴ」を歌っているのが、日本が誇るソウルシンガー北島三郎!これは本気で素敵です。演歌以外の楽曲でも、あの迫力、説得力はさすがの一言です。ジャンゴ〜♪ってコーラスの部分は元歌の雰囲気が割とそのままなので、その相乗効果もあって盛り上がるさぶちゃん節!


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