待ちに待ってたソロアルバム、聴きました!嬉しいほど思いっきりかしぶちワールドですね〜
初回限定版を予約しましたけど、洒落たボックス仕様になっています。
セットは、
【初回生産限定盤】CD2枚組BOX仕様:ニューアルバム(CD1枚)+弾き語りによるLIVE秘蔵音源(CD1枚)+手書き風詩集(手書きオリジナルを完全再現)
となっております。手書き風詩集ってさすがです、フフ。
ムーンライダーズなどを聴き始めたのは割と大人になってからなのですが、
ムーンライダーズっていうバンドを知る前に、かしぶち哲郎の名前だけ、先に知っていました。
以前勤めていた楽譜制作の会社で、とある音楽教材のDTPを担当していたときに、「Listen to me, Now!」が選曲されていたんですね。
どんな教材だったか記憶が定かではないんですが、そのときは歌詞やクレジットなどの入力をしていて、「なんだか不思議な詩だけど、これ小中学校向けの教材なんだ〜?」とチラリと思ったことを覚えています。「ドラムを打ち鳴らせ〜」ってとことか(笑)。
また、作詞作曲:樫淵哲郎 とあり、確か樫の字を作字しなきゃとか、そのときの先輩が今はひらがな表記だけど漢字でいいのか編集担当に確認しなきゃと言ってて、印象に残っています。
そんなこんなで、数年経ってからアルバム「リラのホテル」を実際に聴いて、あの時の曲だ!と思い出しました。やっと歌詞と曲が合致。アルバムの中でも、かなりインパクトある曲ですよね。
かしぶち哲郎曲は、民族色豊かなものから、今や代表的イメージかもしれませんが映画音楽的なもの、フレンチ、ロック、はたまたワルツやマーチングテイストなど、ほんと幅広い。
こんなに三拍子を扱える日本のミュージシャンって他にいないでしょう。
今回の「Le Grand」も期待通り、多彩な要素が盛りだくさんです!
ワタシ的には2曲目の「たった、ふたりの物語」とか、独特のダンディズムにグっときてます。
石川セリ・デュエット曲の「いつも一緒」も、セリさんのオクターブ上のユニゾンコーラスとか、男女のパートの割り方の感じとか、ゲンスブールっぽくていいなぁ。
しばらくは新譜を堪能してから、秘蔵音源と詩集もじっくり楽しむ予定です。